認知症キッズサポーター養成講座~二小学童保育所A~

12月2日(月)、二小学童保育所Aにて『認知症キッズサポーター養成講座』が行われました。
「認知症って何だろう?」「困っているお年寄りがいたらどう接したら良いの?」など子どもたちに劇やスライド、絵本を使って分かりやすく説明してくださいました。

 

最初の劇では認知症になったら起こるかもしれないこと(日付が分からなくなる、耳が聞こえづらくなる,自分の家がどこにあるか分からなくなってしまう)を実演していただきながら、実際にその現場に遭遇したらどうすれば良いのか子どもたちと一緒に考えました。


「こういう時はどうしたら良いと思う?」と聞かれると、
「大丈夫だよって言ってあげる」
「優しく声をかけてあげる」
など積極的に意見を伝える姿が見られました。

 

次はスライドを使っての説明です。頭の中にあるポケットに情報が入らなくなってしまう・・・などの説明を聞く子どもたちの表情は真剣です。少し難しいところもあったけれど、一生懸命話を聞こうと頑張っていました!!


最後に、身近な人が認知症になったら・・・という内容の絵本を読んでくださったのですが、絵本の中の「おばあちゃんは変わっても、家族は変わらない」という言葉がとても印象的でした。


身近なおじいちゃんおばあちゃんの姿を想像しながら、認知症について知ろうとする子どもたちの姿を見ることができ、とても貴重な時間でした。
子どもたちはもちろんですが、私たち大人も認知症について改めて知ることが出来ました。

 

講座が終わると認知症キッズサポーターの証、オレンジリングと缶バッジをいただき子どもたちはとても嬉しそうでした😊