中原小学童保育所B おりがみブームの立役者

下の「折り方見本帳」

Q. さてさて、何が折れるでしょうか?

 


答え: ヘラクレスオオカブト  です

ヘラクレスオオカブトは折り紙を3枚で作る、大作のひとつですが、
中原Bの子どもたちの多くは、このヘラクレスオオカブトを折ることができます。秘訣は最初の写真の「折り方見本帳」にあると思います。
37mm角ほどの小さな折り紙😮で作られたこの見本帳の素晴らしいのは、実際の折り方が確認できるので、子どもたちが自力で作れるようになるところです。

「折り方見本帳」は、他にクワガタやDXカブトムシがあり、一時、中原Bでは部屋のあちらこちらで昆虫を折る子どもの姿が見られ、黒色のおりがみがあっという間に無くなる😅という、おりがみブームがおきました。

さてこの見本帳ですが、あるベテラン保育員の手によって作られました。
そうです。彼女が、中原おりがみブームの立役者です。

このお仕事に就いて4年目を迎えた若輩者の私からすると、キャリアはざっと10倍、遊びの引き出しは100倍の大大大先輩です。彼女が座って何かを始めると、「何か新しい遊びかな?」「新作のぬり絵を作っているのかな」と自然に子どもたちが集まり遊び始めます。ある日、5,6人の子どもたちが一度に「(ヘラクレスオオカブト)どうやって折るの?僕にもおしえて!」「次は僕!」「おしえてよ~!」と集まってきたことで、ひらめき、「折り方見本帳」が誕生しました。

私は日々の育成の中で、「折り方見本帳」のような大先輩のちょっとしたアイデアや遊び心、やさしい声掛けを傍で見て学ばせて頂いており、それは本当にありがたいことだなと感じています。

 

・・・ここから先は本当に独り言です。
保育のお仕事は「経験」がとても重要だということを日々思い知らされます。安心安全にお子様をお預かりする上で、知識や勉強だけでは補えない場面が多々あるからです。
そんな時、ベテランの諸先輩方の存在は本当に大きいと感じます。
みたか社協の学童には、素晴らしいベテランの諸先輩方が各所におり、若手の職員たちはそんな先輩方の背中を見ながら日々学び、時には叱咤激励してもらい、成長させて頂いていると思います。

まだまだ未熟ですが、私もいつか背中を見られて恥ずかしくない保育員になれるよう、
日々励みたいなと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。